■

珍奇な輸入版

大宮LOFTの6FのWAVEが閉店間近ってことでクラシックの輸入盤セールをやってたわけですが。はまぞうでも見つからなかったので

交響曲第1番「岩の田園詩」

Music of Spheres / The Time of the End (Hybr)

こんなの見つけちゃいまして。Rued Langgaard（ルーズ・ランゴー）というデンマークの作曲家の交響曲第１番と一番よく知られてる（らしい）「天体の音楽」ほかのCD。"The Time of the End"とか"From the Abyss"と訳されるタイトルの曲があったり交響曲もしっかり全楽章に副題ついてたりとなかなか中二病感あふれる感じのするわけですが、曲のほうもダイナミックなオーケストレーションを楽しめてけっこうよかったです。ブルックナーやワーグナーのオーケストレーションの流れを感じさせるオケの使い方ですね。だからファゴットの音もそんなに聞こえないわけで
"The Music of the Spheres"は分析的に聞こうとすると間違いなくドツボにはまる。1910年代に作曲された曲としては20世紀後半の現代音楽を先取りしたような曲です。そもそも編成からして変態的だし。
時代を先取りしたであろう作曲家なわけですが、もう少し耳なじみのいいメロディーの曲を書いていればもっと名前も知られたんじゃないかというような感じで惜しい感じ。

あともう１枚買ったもので普通なのはこちら↓

Strauss: Also Sprach Zarathustra; Burleske

買ってきた本

デジタルゲームの技術 開発キーパーソンが語るゲーム産業の未来

フーコー・ガイドブック―フーコー・コレクション (ちくま学芸文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

Guns, Germs And Steel

しばらく読むもんには困らないな。というかいつ読む気だ。