書こうとしてた長文エントリですが冷めたので

パスの方向で。
ネット使わない一般人の親がブログについていってた話からブロガーが一般人にどう見られてるかを「世間」とか「公共性」とかのキーワード絡めて書こうと思ってたけどそれやりだすとハーバーマスとか阿部謹也とかの定義を引用することになって自分には収拾がつかない*1のと、どうせもう既にいろいろ書かれてるだろうことだったのでそっちで長文で書くのはやめときます。ボロ出すだけじゃん。

でさー、今日さー、ママがさー、ブロガーについて文句いっててー、マジサイアクだよねー

というのが「ネット使わない年齢が上の一般人」の「若者のブログ」のイメージで、「ネットをあまり使わない年齢が下の一般人」は「ブログ」には「その人が表に出せない恥ずかしいことが書いてある」という考えを持っている、という話を書こうとしてました。


やっぱり世論誘導って怖いよね、というのはとりあえず書いておきたいところです。とりあえず世の中の教育に関して書いてる雑誌や「普通の本」ほど偏った子供観を植え付けるものってないと思うんだ*2。でそれを鵜呑みにする世の中もやっぱり怖いよね。基本的に鍵括弧付きの「教育者」にとってみれば子供のネットは規制すべきものですからね。ブログについて犯罪とつながる事例や世間との没交渉の温床というイメージを植え付けることは非常に彼らにとってはプラスです。
事実としてネットを使わない一般人の母親が「若者が顔も知らない第三者に気楽に愚痴を言える空間」というイメージしか持っていないんですから、今のところ世論誘導がうまく行って日本ってずいぶん平和な国ですね。ブログの語源のアメリカでは実名ブログが基本で政治的な話題を議論するためによく使われるという事実を知らないんでしょうね。そして日本でもある程度のコミュニティに属してたら実名じゃなくても「世間様」からの力は働きます。mixiとかで下手なこと書くとそれこそ実空間での自分とのリンクがある空間なんですから(一部そうでない使い方してる人もいるのは確かですが)「世間様」に顔向けできなくなります。ネットというのは今や*3全く「公共性」のない空間ではない、ということです。


…あれ、こう思ってるのは自分が「よく鍛えられたネットユーザー」だからなのか?

*1:いちおう理系ですよ?w

*2:と思うあたり自分はまだお子様なのかもしれません

*3:「今や」っていうのも変かな