そういうわけで久しぶりの通常日記です。さぼり過ぎ。さぼり過ぎたので近況と考えたことを。

6/12

若干の方向転換を、ということ書いてたんですが大学院の入試説明会でした。まだ考え中なのでちょっとこのことについては明言は避ける方向で。でなぜかその日はいろいろ考えてるうちになのか、明るい画面をにらみ続けたせいなのか、2時間しか寝れずに翌日のTOEFLへ。なんだそれ!

6/13

でその前の日の説明会の話聞いてると下手すると留学生と張り合わないといけないのか、ということでTOEFL iBT。感触はこの前の日記の通り、多分留学生ともそれなりに勝負できるスコアにはなったと思う。というか基本的に他の科目の試験も英語の試験受けるくらいの感触で終えられるような準備をすることを試験勉強の目標にすべきなのかな。IS入ってからその感触で終えられたのOSとネットワークくらいしかない疑惑。アーキテクチャは一部完全解答与えられた部分はともかく一部すげえ微妙だったし、数学絡む試験はどうしても現場処理に追われるし、計算量は気にしてなかったところで足下掬われたし。

6/14,15

多分普通に大学行って演習3やって仕事行ってのループ。

6/16

午前中はニュージーランドのある人とSkype。普段混んでることはない時間らしいのに何度も切れる。おいP2P厨…。午後からは演習3の最後の詰め。

6/17

授業→演習3最終発表。演習3最終発表は後ろにずれたんだけど仕事ずらさなきゃいけなくなったしそもそもさらに準備するには自宅の計算資源使いたいんですってば。実装はできたんですが、やっぱりクラスタリングとかRuby使ってやる課題じゃないのは確か。単語カウントの部分だけRubyにやらせて(ここまではそんなに時間かからない)、数値計算のいる部分からCとかJavaとかにやらすのが正攻法だろう。JavaよりはCかOCamlなんだろうけど、そこまでどっちも自由に使いこなせない。この際Cのめんどい部分をある程度触らなくて済むC++やるかな。string型あるだけで大違いだし。その後は帰って即btnq。

6/18

授業出てワグネルの定演。おい何故お前いるしみたいなランダムエンカウント率の高さ。プログラムのうち2曲は初だったんですが、いやーいいもの聴きました。同じ学生とは思えないくらい木管セクション上手いとなんかいろいろと感じてしまいます。

最近の言葉から

というと天声人語みたいだ。Twitterだったり他の人のmixi日記だったり話してたことだったり。

  • 演習3の話から。(その手の人にとっては当たり前なのかもしれないけれど)乱数の絡むプログラミングやるときは乱数の初期化値を決めうちして同じ乱数が出るようにして挙動を確認するといいそうだ。確かに。またRubyは乱数初期化を勝手にやってくれるそうで(Rubyのrand()はsrand()がまだ呼ばれていなかったらsrand()を呼ぶようです)。
  • ポケモン。割とネタ切れ感が出てるなぁ(笑)。まぁルビサファくらいからそれは感じてたので仕方ない。そしてランダムマッチだって!これは非常に期待できる。廃人ゲーが加速する。そうじゃなくてもクリア後の楽しみが増えることこの上ない。ポケモンは個人的に重要な作品なので院試落ちてなければ(下手すれば落ちてても)やります。あ、あと第3世代リメイクも期待してます。あるのかわからんけどNA!
  • 演習3に関連して。オーバークロックのやり方がわかったので自宅のPhenom II X4を3.0GHzから3.36GHzまでクロックアップして使ってます。3.45GHzでも安定動作は見えたんですが、3.6GHzにした途端重い処理したらUbuntuが再起動しやがったので泣く泣く断念、そりゃそうか。
  • はやぶさ。見ないで普通に演習3進めてました(←)。これで多くの人が一度でも科学の素晴らしさを感じたなら、基礎科学についてももうちょっと知ってもらえるとうれしいかな、と思います。物理、化学、生物、数学などの学問ってロケット打ち上げるみたいな華やかなことは少ないけど重要な分野も多いんですよ、と。それにしたって、はやぶさが帰ってきた途端「1位じゃなくて何が悪い」→「1位であることは素晴らしい」と手のひら返すとはどうなんだろう。
    • 基礎科学について考えてみたら、ある意味では情報科学、計算機科学もかなり世間からすれば誤解の多い学問なのかな。GoogleWindowsなどを作ってる、プログラミングをする、というような見方なんでしょうけど、それ以外、それ以上のこともあるんだけどな。基礎科学というよりも応用的な性質の強い、工学に近い位置の学問である都合から工学やビジネスの見方で評価されることが多いのは仕方がないのか。
    • まぁ、理論よりもものづくりをしたいって思ってる人の言うことではない気もします(笑)。考え方が工学部っぽいとよく言われます。確かに工学部の親の遺伝子継いでるし(←)。
  • W杯。たまに見る程度。日本戦の日は確か寝たんですが(←)起きたら勝ってました(←←←)。明日はどうするんだろう。
  • Return Inanimateness, Unilateral Contact。英語のほうが思いつかなかった。
  • かたわ少女』(→この前書いてた英語のギャルゲ)、全ルート読了。タイトルからしてきついと思う人もいるでしょう。そりゃ全ルート障害を持った子っていったら「作ったやつ何考えてるの、やる人も何考えてるの」ってなってもおかしくないとは思うんですが、一方で表現者にとってはタブー視されているテーマを描くことは「それを描く意味を見せなければいけない」というハードルがついて回るという意味で非常に大きな挑戦になるものと思います。このテーマがいかに表現者の側にも大変なテーマか、ということは開発ブログのこの記事がよく表してると思います。現時点では付き合い始めるところまでで、本当にそのハンディに対峙しなくてはいけなくなるというところまでは書かれていないですが、そういう意味で今後の展開が非常に楽しみです。そして静音たん可愛い(台無し
    • 静音たんかわいいに関連してもう一つ。「ツンデレ」という表現も、また難しいものだと思います。反論もおおいにあると思うんですが、「フンフン、アンタのことになんて興味ないんだからねっ!」とか最初に会った子に言われたら普通は「こいつ馬鹿じゃねえの」ってなると思うんですが、アニメキャラに言われるとそうでもない人が多いらしく。学科のある人の言葉を借りると「ツンデレは演出」、確かにそうだと思います。素直じゃないことってそんな簡単なことじゃないと思うのです。どこかに矛盾をはらんだ心情を書くことってそんなに簡単なことじゃないと思うのです。
    • あとあれだ、実世界で「ツンデレ」って言われてる人はただの人当たりのキツい人が多いと思う。
  • これはだいぶさかのぼるなぁ「音楽のジャンル」論について。自分の考えは「演奏形態」がまずあって、そこからジャンルごとの文法が生まれてくるのかな、と思います。テクノミュージックにおけるジャンル分けは演奏形態というよりも使用楽器から来るのでしょうかね。使用楽器にあった文法がある程度生まれてきて、その文法によって音楽の形態が定義されたのがジャンル分け、という考えでしょうか。といってもこの問題はこれだけで片付くものじゃなくて、そもそも内包的定義なのか、外延的定義なのか、というあたりも考えないといけない問題。
  • うおお書きすぎた
  • とりあえず最後に取っておこうと思った話、というかこれは部会とその前の86回シーズンにまでさかのぼるので一番最後。まずは演奏とその練習段階における「指揮者語」「パトリ語」とも呼ぶべき一連のワードに違和感を持ったところから。「心を込めて」「歌うように」というよく使われる言葉が、結局どのような「現象」に対応しているのか、ということを明確にして練習しないと共通認識を得られないだけでなくその効果自体を自分のものにできない。つまり、「言葉」を「現象」のレベルで理解し「現象」のレベルで実現しないといけないということ。これは研究についても言えて、ある研究テーマがいかに重要であるかということを説くのに、より細かい現象のレベルで理解し現象のレベルから演繹的に説明しないとその重要性は根拠を失い机上の空論になる。前から言っていた「最小限の行動が本質を表し、最大限の言葉はかえって何も表さない」というテーゼと近いテーマを表すことかもしれない。最小限の現象のレベルにまで分解して最小限の現象から実現する、最小限の問題解決を行うことで、大きな問題を解決する、というステップがかなり多くの物事に対するアプローチとして必要だということだ。
    • 誤解を避けるためと補足のため追記。指揮者やトレーナーの先生方が多くの場合において曖昧な言葉を使わず現象に近いレベルの言葉で説明してくださったということもこれに至るヒントの1つになっています。多くの場合において、というのがまたポイントで、そうでないときは、もっと深い意味がある、それを読み解き現象のレベルに落とし込むのは自分の責任、ということでしょう。
  • よーし締まった。この一言ですべて台無し。