最近考えていた「現実は変えられるか」ということについて。『未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ』(アラン・ケイ)の言葉の通り、自分は未来について、「適切な実装を与えることで実現されるもの」という風に考えていて、未来を実現する、という際にはその実装方法を考えることでその言わんとする内容を実現できる、と考えている。議論すべきは「未来を変える」という行為そのものよりはその個別具体的な実装内容、ということだ。規模を問わなければ、みんなが「現実を変える」力は持っている。問題はその実現方法であり、適切な適用範囲を通して実現すべき現実を実現していくことで、より大きな現実を変えることができるのだろうと。


未来に対する考え方は以上のものとすると、自分の行動によって実装を与えるべき未来はどのようなものか、ということに自覚的である必要が出てくる。自分が実現しなくてはいけないと思う未来は何か、そのための実装はどのようなものか?

しかし、未だに自分はそれに対して100%自覚的であるとは言えない。