先のことも考えて書いておく

どうやら自分は家に居場所がないようだ。家の人間が情報科学についてあの程度の認識しか持ってないようじゃ話にならない。最も美しい未来としてはこうやって馬鹿にされたことを覚えておいて後でのし上がった際には指さして笑ってやるというのが一番美しい未来だが、復讐心から事を為しても上手くいかないのは世の常だし、さしあたりは早くこの家を脱出するところからだろうか。
何があったかってこの前の清水女流王将対「あから2010」の話したら「こんな研究何が意味あるの?」とか親が言い出したことなんですが。当人曰くコンピューターを利用した自閉症児の支援の実績を引き合いに出して「ゲームの問題解決なんて意味のないことよりもこういう『地に足ついた』研究をやるべき」と。
まぁ自分はその障害児支援の実績を否定するわけじゃないしHuman-Computer Interactionを専門にしようとしているからには非常に重要なテーマであることはわかるんですが、それは単に発言者が教育寄りの人間だからその価値判断になり、発言者は「ゲーム」のことであることに対する嫌悪感からジャンル全体の否定をしているということに全く疑問を抱かないようだったのでこれはもう駄目だなと思った次第です。あの文脈じゃプロ棋士も否定してかかるつもりなんでしょうね。


まぁこんなわけでこの家には自分の居場所はないようです。早いこと一人暮らしに移行して、まぁうまく世の中に名前出る程度の実績上げたらよくある「親には感謝してます」というお涙頂戴な展開ではなく目の前で今日のこと蒸し返してやろうと思いますが。「無理解だったからこそ上手く行った、ありがとう」とね。結局復讐心がちょっとでも入ってると上手く行かないので一人暮らししたところで野垂れ死にするのがデフォな気もしますが。