賢竜杯七の試合数の計算をもう一度してみる

注意:sylph01は今回の賢竜杯に関する内部情報は一切知らないので、この記事の情報は今まで公開された情報をもとに仮定をいくつかおいて計算を行ったものです。特定の組織の見解を示すものではなく、sylph01の個人の見解を示すものであることに注意してください。

発表された情報

シード権獲得のための予選の募集が始まり、まず富山で地方予選の開催が決まりました。
そこでページを確認したところ、

2日目の「本戦2回戦」から参加ができる「シード権」

という文言があったので、前回の計算が食い違うな、ということで再計算してみました。

2日目の本戦2回戦への進出が160を仮定した場合

まず地方予選シードと1日目通過のバランスを考えると、56人〜64人のシード権者が発生する、と予想しました。この数字の根拠は、「各エリア2ヶ所程度」「決勝進出者を対象にシード権付与を行った」場合2*7*4=56人になり、参加者の人数による調整を行って賢竜枠など推薦枠を用意すれば、56〜64が自然な数字になると判断したためです。以降56人として計算します。また、1日で160というと賢竜杯〜翔〜と同じ数字です。160という数字を1日で行うのは困難なのはそのとき確認されたことですが、こうでないと最初に仮定した56〜64人のシード権者を受け入れたとき、1回戦が事実上1抜け+αとなり、1日目2日目の試合数のバランスを考えると1日目に48試合(セット数はもっと減る)しか行わないのは不自然、よって「本戦2回戦」というワードに矛盾するのではないかと考えました。
「参加256人」より、残りの参加者は200人、ここからの通過は104人になります。1回ぶっつけ本番の50試合から2抜け惜敗4を行うか、2セットの合計得点なり合計惜敗率なり前回の1回戦ルールでの上位104人なり…。
ここから時間配分の計算をします。1日目は200人を対象に50試合を2回、川崎の設備だと確か3セット並列まで可能だったのでそれを仮定してこうなります:

  • 1日目:50試合@17set×2=34set 1setを10分と仮定して340分
  • 2日目:160→80→32→16→8→4→1で14→7→3→2→2→5の合計33set、1set10分で330分
  • それぞれ12時開始19時終了(420分)への猶予は80分〜90分

2日目の本戦2回戦への進出が128を仮定した場合

で、前回の1回戦ルールを採用して2試合行ってその結果を総合して上位64を決めるという方式をとるのであれば事実上1抜けに加えて16人の惜敗通過枠のようなものが生じることを考えると、案外矛盾してないのかもしれないので、こちらの計算も行ってみます。こちらでは簡単のためシード権64、1日目通過64とします。すると1日目の参加者は192人になります。

  • 1日目:192人の場合48試合16set、これを2回行うと320分、420分に対する猶予は100分となります。
    • 通過条件は「1抜け」が48人、「救済」が16人生じます
  • 2日目:128→64→32→16→8→4→1の11→6→3→2→2→5setで29set290分、420分に対する猶予は130分

…こっちのほうが合理的じゃん!
ただし、こちらのほうが1日目から2日目への通過が厳しくなるので、その分だけ一般枠参加は心してかからなくてはいけないということになるでしょう。