一昨日の話になりますが。
指揮=大友 直人
クラリネット=ポール・メイエシェーンベルク:室内交響曲 第1番 ホ長調 作品9b(オーケストラ版)
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
ラヴェル:ボレロ
というわけで先週あたりに後輩に呼ばれて行ってきました。1曲目は初聴きだったんですがそりゃあプログラム聞いた時点で予習していけよという感じ。何度も聞き込んだことのある2曲目以降について文面を多めに使おうかなと思います。いやそもそも文字数制限とかないですし(DBに入り切る文字数書くのはさすがに無理)。
モーツァルトのクラリネット協奏曲。こちらは何度も聞いてるはずの曲なんですがとにかく速かった(一緒にいった方曰く「あの人は吹けるから何でも速い」とのこと)。そして音量のコントロールが半端ない。最初「体格のわりにセーブしてるなー」と思ったのはフォルティッシモのところでわからされた。逆にピアニッシモは弦楽器もほとんど鳴らしてないレベルにまで下がる。いくらクラリネットって弱音やりやすいからってこれはすごい。そしてアンコールで第2楽章をもう一度。日本での講演をとりやめる海外の演奏家も多い中来日してこの曲を選ぶというと非常に感じるものがあります。
でボレロ。生で聴くのは実は初めてでした。ほとんど同じことを繰り返しやってるだけなのに(とはいっても演奏するのはめちゃめちゃ難しいです)不思議な魅力があるこの曲ですがやっぱり生音じゃないと盛り上がりの感じがまったく違う。最後の大爆発とかもう!
オケ自体聴きにいくのは半年ぶりになるのかな。非常によい時間を過ごせました。