そういえばMacデビュー支援記事もまだ途中で終わってるな。気が向いたら続ける。
そういうわけで、2ヶ月ほど前にMacBook Airを開いてSSD化しまして、その記録とか中身の写真とかを載せていこうと思います。
※注意:ここで紹介する改造方法はAppleの保証対象外のため公式のサポートを得られなくなるので、行う場合は自己責任にてお願いします
いきさつとか
2009年末、秋葉原のソフマップと秋葉館でMacBook Airの手の届きそうな値段の中古品が流れているのを見て、そのときの仕事が終わったタイミングでついカッとなってみるか、ということで、Flashを使う仕事が終わった段階でついカッとなりました。ついカッとなる前段階にいくつか段階踏んでるわけですが、
- MacBook Airの初代のHDDモデルの価格がかなり落ちてる
- でもHDDモデルはかなり遅い
- 初代のHDDのみ1.8inch ZIF、2代目以降は1.8inch SATA
- グラフィクスは初代がIntel GMA X3100、2代目以降がnVIDIA GeForce 9400M
- ディスプレイコネクタは初代のみmicro DVI、2代目以降がmini DisplayPortコネクタ
- micro DVIコネクタ2種類は標準付属品!
というところまで調べて、ちょうどSSDもかなり安くなっているということで、それなら初代のHDDモデルにしてSSDに変えればいいんじゃね?という結論に至りました。仕事道具としてどうせ酷使することになるだろうし、ということで。で結果として、買ってから3ヶ月半くらいしてますが、いい感じに仕事道具として酷使してます。
というわけで開けました
まずは買ってきたSSD。
PhotoFast G-Monster 1.8 ZIF V4の64GBモデル。買った当時は35,000円、今は29,800円に下がってます。V4ということで、V2くらいの頃に開けてたサイトはあったんですが、その頃だとコネクタの向きが逆とかファームウェアがMacに対応していないとかそういうことがあったみたいです。新しいものは黙って買ったものを交換してもOKです。
後ろのねじ数本を外し(ここは参考サイト参照)、開けたらこうなります。手前に見えるでかい板がバッテリーです。バッテリー単体で売ってるところもあるので、本来ならAppleのサービスセンターに送らなきゃいけないバッテリ交換も自分でできてしまいます。実際に一度外してみて、これで交換後にバッテリ変えたくなっても安心して変えられます。
HDD部分を拡大。下のほうはリボンケーブルを外す際に気をつけなければいけない部分。下のほうで繋がってる部分に気をつけて外します。
HDDを外した結果。2枚目、3枚目はZIFコネクタ部拡大。ZIFコネクタがどういう仕様か知らなかったのでどう抜けば安全に抜けるか心配でした。こうやって見るとThinkPadのHDDの取り外し可能な機構はほんとによくできている。
交換、OSインストール後。無事認識。
前後のXbench実行結果はどっかに置いたはずなんだけどどこ行ったかなぁ。体感は相当早くなりました。特に起動に1分近く要すことがあったのは目に見えて解消されました。
改造時にミスったこと
どっかのコネクタが抜けてるのか、最初に電源入れたときは音声が入りませんでした。
あと今でも継続してるのですが、画面を閉じてもスリープしません。スリープさせないで電源切って持ち歩く人なのでほとんど気にしてませんが。
参考サイト
この内容だとここが一番参考になるかも。
書いてて発見した
MacBook Air第2・3世代用、つまり1.8inch SATAのSSDもいちおうあるにはあるようです。